豊後人

大分のことが少しでもあったら書くブログです。かなりな不定期更新。

何かできることはないものか?大分県県南、若者がいなくなる。

大分合同新聞の記事から、

 「年を取った親だけでは農作業が大変。長男として畑や田んぼを荒らすわけにはいかんからね」
 青空が広がった3月下旬の豊後大野市大野町。大分市の公務員、伊東幸男さん(42)はサトイモの植え付けに励みながら、そう話した。毎週末、自宅から車で50分ほどかけて両親がいる実家に戻る暮らしが、もう10年続いている。

大分県は、東九州自動車道のほぼ開通により、北九州と宮崎方面からのアクセスがよくなることで、経済が活性化します。

ただ、その恩恵に浸るのは、中津や宇佐などの県北地区と臼杵、津久見、佐伯の県南海岸地区です。

県南でも、内部の方は高速道が整備されてはいず、また企業の誘致も進んでいないので過疎が進んでいます。

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この地域出身の僕としては、とても悔しいのです。

ただ、この新聞記事に書かれているように、

 総務省の調査によると、同市の事業所数(公的機関を除く)は2001年の2478から12年は1788に。従業員数は約1万8千人から約1万3千人にと、それぞれ3割減少した。貴重な雇用の場でもある市役所は町村合併時の約850人から約100人減った。

働く場所がないのです。

 

それなら起業して地域に貢献すればいいのではないかと、言われそうですが、そんなことできたらとうにしていたわけで、なかなか思い通りに人生は進まないのです。

 

なんとかならないものかなあ。

 

地域の活性化は、

  • 企業誘致
  • 観光地化
  • ブランド食料品の開発

などが考えられますが、多くの地域は既に行っていることなので、今からそこに戦いの場を求めても、なかなか勝ちにくいわけです。

 

鳥取大学医学部の大学病院がやっている、子供を育てながら仕事ができるようにシステムを作っていくことなど、都会ではなかなかできないことをやり、若者人口を増やしていくことだと思います。

 

インターネットが地方でも普通にできるようになった今、それを活用していけば、田舎でも都会と同じような生活が可能です。

 

ネットと社会の空白地帯を見つけたら、なんとかなりそうです。